先週金曜日に、連邦政府は、ペトロブラス石油公社の石油製油所のガソリン卸売価格の4.0%、ディーゼル燃料価格の8.0%の値上げを承認したにも関わらず、市場関係者の予想を大幅に下回る値上げ幅並びに今後の燃料価格の自動調整方法の発表が見送られたために、投資家や市場関係者は、インフレ圧力につながる値上げを連邦政府が承認しなかったと予想している。
石油製油所のガソリン卸売価格の4.0%、ディーゼル燃料価格の8.0%の値上げはガソリンポストの一般消費者向けガソリン最終価格を2.0%~2.5%、ディーゼル燃料価格を7.0%前後押し上げると予想されている。
ペトロブラス石油公社の石油製油所のガソリン卸売価格の4.0%、ディーゼル燃料価格の8.0%の値上げ並びに燃料価格の自動調整方法の発表がされなかった影響を受けて、昨日のペトロブラスの普通株は10.37%、優先株は10%近くそれぞれ下落した影響で、ペトロブラスの時価総額が240億レアル減少、サンパウロ平均株価(Ibovespa)は2.36%下落した。
ペトロブラスは3年前からブラジル国内のガソリン並びにディーゼル燃料需要を満たすために毎月10億ドルの燃料輸入を余儀なくされており、国内の販売価格より高い価格で燃料を輸入しているために、ペトロブラスの収益が悪化を続けている。
ギド・マンテガ財務相は、第2四半期からレアル通貨に対するドルの為替が上昇を続けているために、国内外の燃料価格の差が拡大していると説明、過去数年間に燃料価格調整は30%以上行われたが、累計インフレ率15%を大幅に上回る燃料価格の調整が行われていると説明している。(2013年12月3日付けエスタード紙)1