先週金曜日、連邦政府は、ペトロブラス石油公社の石油製油所のガソリン卸売価格の4.0%値上げを承認したにも関わらず、ガソリン価格は、エタノール価格よりも燃費が上回ると国家原油庁(ANP)では発表している。
エタノールの燃費効率はガソリンの70%相当であるために、エタノール価格がガソリン価格の70%以下であればエタノール燃料が有利となるが、今回のガソリン価格の4.0%値上げでは、サンパウロ州並びにマット・グロッソ州、パラナ州のみで、エタノール燃料の方が経済的となっている。
しかし4.0%のガソリン価格の値上げにも関わらず、20州並びに連邦直轄地ブラジリア市ではガソリンの方が経済的であり、特にローライマ州では、ガソリン1リットルの価格が3レアルに対してエタノール価格は2.74レアルであり、ガソリンが圧倒的に有利となっている。
ピアウイ州ではガソリンに対するエタノール価格がより経済的になるには、ガソリン価格を27.76%引き上げる必要があり、アマパ州では25%、セルジッペ州では24%それぞれガソリン価格を値上げする必要がある。
今年の新車の90%以上がフレックス車であるが、エタノール価格は、ガソリン価格に対して価格競争力を失っているために、ブラジルの400社に達するエタノール生産工場の10%は、生産を中止に追い込まれている。(2013年12月2日付けエスタード紙)