昨日、国家原油庁(ANP)は、主に天然ガス開発を目的とした第12回石油・天然ガス鉱区の入札を実施、競売にかけられた240鉱区のうち72鉱区が落札され、そのうちペトロブラス石油公社は49鉱区を落札している。
第12回石油・天然ガス鉱区の落札総額は1億6,500万レアル、平均落札価格は最低入札価格の755.95%と予想以上の好成績を残したが、全ての鉱区の競売には2日間が予定されていたにも関わらず、僅か3時間で入札を終了した。
国家原油庁(ANP)石油・天然ガス、バイオ燃料担当のマギダ・チャンブリアルド取締役は、「第12回石油・天然ガス鉱区の入札の結果は非常に満足できる結果となり、またペトロブラスが50%以上の鉱区を落札できた」とコメントしている。
石油・天然ガス鉱区を落札した企業やコンソーシアムの今後5年~8年間の投資総額は、5億300万レアルが見込まれており、最も落札価格が高かったのは、ペトロブラスが落札したレコンカーヴォ鉱区の1,520万レアルとなっている。
特に注目を集めたのはパラナ鉱区、アクレ鉱区、パルナイーバ鉱区であり、パラナ鉱区は第*10回石油・天然ガス鉱区の入札では、参加企業がなかったにも関わらず、今回の入札では、競売にかけられた19鉱区のうち16鉱区が落札されている。
またアマゾン河流域のアクレ鉱区の1鉱区はペトロブラスが落札、しかしサン・フランシスコ鉱区並びにパレシアス鉱区に対して、入札参加を希望するコンソーシアムは皆無であった。
米国で盛んに開発が進んでいるシェールガスの埋蔵が有望視されているレコンカーヴォ鉱区並びにセルジッペ-アラゴアス鉱区、サン・フランシスコ鉱区では54鉱区が落札されている。
今回の石油・天然ガス鉱区の入札には、ブラジル資本の中小規模の石油・天然ガス開発企業や異業種企業が参入しており、Petra社並びに Cowan社、 Nova Petroleo 社、Ouro Preto社など12企業が鉱区を落札している。
落札した12企業のうちブラジル資本は8社、4社は外資系企業、特にコロンビア資本Trayectoria社は、コロンビア並びにペルー、エクアドール、グアテマラで石油・天然ガス開発を行っており、今回の入札では、セルジッペ-アラゴアス鉱区で10鉱区を落札して、ブラジルに本格的に進出する足掛かりを築いた。
パラナ鉱区では16鉱区が落札され、前記同様にパルナイーバ鉱区では1鉱区、アクレ-マドレ・デ・ジオス鉱区では1鉱区、セルジッペ-アラゴアス鉱区では24鉱区、レコンカーヴォ鉱区では30鉱区がそれぞれ落札されている。(2013年11月29日付けエスタード紙)