ペトロブラス石油公社は17カ国に120子会社を擁しているが、岩塩層下(プレソルト)原油開発に資源を集中するために、積極的に海外の資産を売却、ポルトガル並びにオーストラリア、イラン、ニュージーランド、トルコ、リビアで所有している資産を放出する。
ペトロブラスはBGT パクツアル銀行と共同で原油開発しているナイジェリア並びにアンゴラ、ガボン、ベナン、ナミビア、タンザニアの資産を売却するが、アルゼンチン並びにボリビア、チリ、パラグアイ、ウルグアイ、コロンビア、ペルー、ヴェネズエラ、メキシコ、米国、日本に所有している子会社や資産は継続して所持する。
2015年までに海外に所有する38子会社の売却を計画しているにも関わらず、買収価格が市場価格を大幅に上回って、スキャンダルの対象になっている米国テキサス州のパサデナ製油所の売却中止を余儀なくされている。
2013年から2017年の海外の資産放出計画では99億ドルが予定、今年10カ月間の海外の資産放出総額は43億ドルに達しており、4月には米国のメキシコ湾の原油鉱区の権益20%を1億1,000万ドルで放出している。
ペトロブラスは5月にノルウエー資本のStatoil社にタンザニアに所有する石油鉱区の権益12%を譲渡、ペトロブラス・コロンビアの資本100%を3億8,000万ドルで放出、10月にはウルグアイに所有する石油鉱区をシェル社に1,700万ドルで譲渡している。(2013年11月4日付けエスタード紙)