ペトロブラス石油公社のグラッサ・フォスター総裁は、ブラジル国内の岩塩層下(プレソルト)の原油の確認埋蔵量は351億バレルに達すると発表、国家原油庁(ANP)は、今後も継続してプレソルト原油開発向け入札を実施すると説明している。
ペトロブラス石油公社並びにフランス資本のTotal社、英国/オ ランダ資本の Shell社、中国海洋石油(CNOOC)、中国石油天然ガス集団(CNPC)のコンソーシアムが落札した第1回岩塩層下(プレソルト)原油開発のリブラ鉱区の原油生産には、12プラットフォームが設置される。
ペトロブラスは2017年には1日当たり75万バレルの原油を増産して、275億バレルに達すると予想、しかしリブラ鉱区の原油生産開始は2020年が予定されている。
ペトロブラスはリブラ鉱区入札でコンソーシアムを構成した中国石油天然ガス集団(CNPC)に対して、レプソル社がペルーで天然ガス開発を手掛けている鉱区の権益を20億ドルで譲渡する交渉をしていると予想されている。
ノルウエー資本のStatoil社は、原油埋蔵量が3億バレル~6億バレルのカンポス海盆のペレグリーノ鉱区の権益を60%、中国資本のSinochem社が40%それぞれ擁している。
ペレグリーノ鉱区の第一次フェーズ原油開発は固定プラットフォーム2基並びに洋上浮体式生産・貯蔵・積出施設(FPSO)船を使用して、1日当たり10万バレルの原油を生産している。
またStatoil社は、カンポス海盆のポン・デ・アスーカル鉱区の権益35%、原油開発を行っているレプソル社は35%、ペトロブラスは30%の権益を擁しており、Statoil社は、ブラジル国内に13鉱区を擁している。
Statoil社のノルウエー国内以外の1日当たりの原油生産は60万バレル、12年前の海外での原油生産6万バレルから大幅に増加、Statoil社は、現在開発中の事業に資金を投入するために、第12回原油・天然ガス入札には参加しない。(2013年10月30日付けヴァロール紙)