ペトロブラス石油公社は、国内のガソリン並びにディーゼル燃料需要をまかなうために、国内の販売価格よりも高い燃料の輸入を余儀なくされている影響で収益が悪化しており、すでに連邦政府に燃料の販売価格の値上げを要請している。
しかし連邦政府は、今年のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)を昨年の5.84%以下にするために、燃料価格の値上げは、2014年1月まで先送りされると予想されていた。
ペトロブラスのアルミール・バルボーザ財務担当取締役は、ペトロブラスの製油所の卸売価格を国際石油価格に合わせるために、定期的な価格の見直しを行う政策に変換するにも関わらず、値上げの詳細は発表されていない。
今回の燃料価格の定期的な見直し政策は、11月22日に経営審議会にかけられるが、今年の燃料輸入によるペトロブラスの赤字は90億ドルに達すると予想されている。
LCA コンサルタント社では、ペトロブラスの製油所でのガソリンの卸売価格は15.52%調整をする必要があり、ガソリンポストでの一般消費者向け価格は、8.5%~9.0%の値上げが予想されて、インフレ指数を0.3%押し上げる。
連邦政府が製油所の卸売価格の7.0%値上げを認めれば一般消費者向け最終価格は4.3%の値上げにつながり、インフレ指数を0.17%押し上げるとテンデンシア コンサルタント社のアドリアナ・モリナリ氏は説明している。
ペトロブラスの燃料価格の定期的な見直し政策の発表で、昨日の同社の株価は、9.25%高騰の1株当たり18.87レアルまで上昇、ペトロブラスの第3四半期の純益は、34億レアルと業界関係者の予想よりも40%大幅に下回っていた。
今年の下半期のペトロブラスの原油生産は、1日当たり202万2,000バレルの目標を下回ると予想、グラッサ・フォスター総裁は、2014年の原油生産は1日当たり15万バレルから20万バレル増加すると見込んでいる。(2013年10月29日付けエスタード紙)