連邦政府は、ペトロブラス石油公社並びにフランス資本のTotal社、英国/オ ランダ資本の Shell社、中国海洋石油(CNOOC)、中国石油天然ガス集団(CNPC)のコンソーシアムが落札した第1回岩塩層下(プレソルト)原油開発のリブラ 鉱区の原油生産開始に拍車をかけるために、ペトロブラスは、11月中に60億レアルを連邦政府に支払う。
40%の権益を擁するペトロブラスは60億レアルを連邦政府に支払うが、国庫庁はペトロブラスに大型の資金供与をすると予想されているにも関わらず、ペトロブラスのグラッサ・フォスター総裁は、「60億レアルの支払いのために資金調達をする必要はない」と説明していた。
ペトロブラスの第2四半期の運転資金は727億レアルであったにも関わらず、今月25日発表の決算では、運転資金が578億レアルまで減少しており、11月中に連邦政府に支払う60億レアルは運転資金の約10%に相当する。
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは10月4日に、ペトロブラスの長期債務格付けを「A3」から「Baa1」に引き下げ、格付け見通しを「ネガティブ」に設定している。
先週、ギド・マンテガ財務相とグラッサ・フォスター総裁は会合を持ち、リブラ鉱区落札並びに ガソリン/ディーゼル燃料価格の値上げについて話し合ったが、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を昨年の5.84%以下にするために、燃料価格の値上げは、2014年1月の可能性はあるが、ペトロブラスの財務状況が悪化しているために、早期の値上げの可能性もある。(2013年10月28日付けエスタード紙)