ペトロブラス石油公社は、ドル高の為替やガソリンやディーゼル燃料の国際コモディティ価格の高騰で収益が一段と悪化しているために、今年の投資総額977億5,000万レアルの投資削減をする可能性がでてきている。
ペトロブラスは海外からの石油並びにディーゼル燃料の輸入価格が国内販売価格を上回っているために、毎月10億レアルの赤字計上を余儀なくされており、ジウマ大統領に国内の石油卸売価格の値上げを要請しているにも関わらず、石油の値上げはインフレにつながるために、未だにゴーサインがでていない。
またペトロブラスは10月のサントス海盆の岩塩層下(プレソルト)原油開発のリブラ鉱区の入札に最低30%の参加を余儀なくされており、最低でも20億ドルの支出が必要となっている。
プレソルトのリブラ鉱区入札の最低入札価格は、予想を大幅に上回る150億レアルに国家エネルギー政策審議会(CNPE)が設定、また今年2月4日からドルの為替は16%上昇しており、ペトロブラスにとって資金調達が益々難しくなってきている。
今年1月にペトロブラスはR$2.00の為替を想定して、今年の投資総額を昨年の841億レアルを150億上回る投資計画を立てていたにも関わらず、昨日のドルの為替はR$2.36と約20%近く上昇しているために、投資計画の変更を余議なくされている。(2013年9月4日付けエスタード紙)