実業家エイケ・バチスタ氏のホールディング会社EBX社傘下の石油・天然ガス開発会社OGX社はマレーシアのペトロナス社に対して、カンポス海盆のツバロン・マルテロ油田の権益40%を8億5,000万ドルで譲渡したと7日夜に発表した。
昨日のサンパウロ証券取引所に上場しているOGX社の株価は、一時9.0%以上高騰したにも関わらず、取引途中で10%まで下落、終値は4.62%下落の1.86レアルであった。
ペトロナス社のOGX社への8億5,000万ドルの投資は、短期的には運転資金に余裕ができるにも関わらず、中長期的にはOGX社の資金調達には充分ではなく、またいつ8億5,000万ドルが振り込まれるのかも判明していないために、市場関係者はOGX社の将来像に不信感を抱いている。
またペトロナス社へのカンポス海盆のツバロン・マルテロ油田の権益40%の譲渡は、国家原油庁(ANP)並びに日本の公正取引委員会に相当する経済防衛行政審議会(Cade)の承認を得る必要がある。
ドイツ資本の電力大手エーオン(E.ON)社が資本参加しているEBXグループ傘下のエネルギー企業MPX社の第1四半期の純益は、前年同期比223.8%増加の2億5,090万レアルの赤字に拡大しており、またグループ関連企業の株価も軒並み下落していた。(2013年5月9日付けエスタード紙)