ペトロブラス石油公社は、2013年から2017年の5カ年投資計画の資金調達のため国内外の自社資産を放出して120億ドルの資金調達を予定、前回の発表では99億ドルの資金調達となっていた。
同社は石油・天然ガス開発や生産以外にも国内外でポートフォーリオを広げすぎたために、ブラジル南東部の大西洋沖の巨大な油田鉱区(プレソルト)の開発を進めるために必要な資金を確保する目的で、米国テキサス州のPESADENA製油所の放出を決めていたにも関わらず、販売価格が低すぎると指摘されているために、資産放出リストから外すことを余儀なくされている。
同社のグラッサ・ホスター総裁は、海外での買収経験は豊富であるが、資産放出の経験が乏しいとコメント、60億ドルに達するメキシコ湾の175カ所の原油鉱区の権益譲渡は難航しているが、シェルが権益買収に食指を伸ばしている。
ペトロブラスは、ブラジル国内の13カ所の小型水力発電所(PCH)に49%の資本参加をしており、総発電量能力は2万9,152メガワットで昨年のペトロブラスの純益は5,920万レアルであった。
同社は発電能力が104メガワットの北大河州のマンゲ・セッコ風力発電所に資本参加しているにも関わらず、風力発電所、天然ガスの火力発電所、バイオマス発電所、ディーゼル燃料の火力発電所などの放出で、資金調達を増加させると予想されている。(2013年3月22日付けエスタード紙)