韓国資本GC Caltex社は、ペトロブラス石油公社と共同でセアラー州フォルタレーザ市近郊にあるPecém港で、石油精製所Premium2の建設の可能性がでてきている。
ペトロブラスでは、石油精製テクノロジーの技術移転並びに資金調達などでGC Caltexの30%の資本参加を検討、このプロジェクトは2008年8月に開始予定であった。
また2010年12月に当時のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領が参加して定礎式を行ったにも関わらず、その後22カ月間もプロジェクトが放置状態となっている。
今年の第2四半期のペトロブラスは、13億4,000万レアルの赤字を計上しているにも関わらず、グラッサ・フォスター総裁はこのプロジェクトを推進すると発表している。
1980年にサンパウロ州サン・ジョゼ・ドス・カンポス市にRevap石油精製所を建設してから30年以上経過しているために、ペトロブラスでは、石油精製所建設のテクノロジーやノウハウを外資系企業から吸収する必要がある。
韓国ソウル近郊にあるGC Caltex社所有の石油製油所は、ロシア並びに中近東から原油を輸入して1日当たり77万5,000バレルの石油を精製、Premium2の石油精製は1日当たり30万バレルが見込まれており、2018年の操業が予定されている。
セアラー州政府はPremium2建設のために1,940ヘクタールの土地を1億2,600万レアルで買収したにも関わらず、先住民族のAnacé族が訴訟をおこしているために、石油精製所建設には国立インディオ保護財団(Funai)の許可が必要となっている。
ペトロブラスは石油精製所建設でPremium2建設以外に、マラニャン州のPremium1並びにリオ州の大型石油コンビナートのComperj、 ペルナンブーコ州のAbreu e Lima石油精製所の建設計画を擁している。(2012年10月22日付けエスタード紙)