サンパウロ州北部からリオ州南部の沖合にかけて広がるサントス海盆の岩塩層下(プレソルト)原油開発のルーラ油田の生産量は、予想を50%上回ると見込まれている。
リオ州北部からエスピリット・サント州南部の沖合にかけて広がるカンポス海盆の岩塩層上原油の生産量が落ち込んできているために、サントス海盆のプレソルト原油開発が非常に重要となってきている。
世界の油田の原油発見の成功率は平均30%となっているにも関わらず、カンポス海盆はその3倍の90%に達して非常に原油開発の効率が良いために、プレソルト原油開発のコスト削減につながっている。
来年5月に海洋並びに陸地での第11回石油・天然ガス開発向け174鉱区の入札を実施、プレソルト原油開発向け鉱区の入札は来年11月に予定されているが、第11回石油・天然ガス開発向けの174鉱区の入札には、国会でロイヤリティ分配法案の可決が必要となっている。
ルーラ油田の1日当たりの原油生産は10万バレルに達してブラジルの1日当たりの原油生産200万バレルの5%に相当、2016年のプレソルト油田の生産は全体の31%、2020年には50%に相当すると予想されている。
リブラ鉱区並びにフランコ鉱区の原油の埋蔵量は、それぞれ50億バレルが予想されており、初めてプレソルト原油が発見されたのは2006年、初めて原油生産が開始されたのは2008年9月のカンポス海盆のジュルバテ油田となっている。
フランコ油田の原油層は438メートルと最大の原油層を擁しており、またサントス海盆の原油埋蔵量はカンポス海盆の2倍と予想されており、今後20カ月以内に19万2,000バレルに増加すると予想されている。
プレソルト原油開発向け鉱区の入札は、リブラ鉱区から開始されると予想されており、入札による原油庁の収入は220億レアルが予想されている。(2012年10月15日付けエスタード紙)