ブラジル中央電力(Eletrobras)グループのフルナス電力公社(Furnas )並びにサンフランシスコ水力発電公社(Chesf )、北部電力公社(Eletronorte)の3社に対して、国家電力庁(Aneel)は、11月に予定している送電線プロジェクトの入札参加を承認しない可能性がでてきている。
これらの電力公社は完成が予定されていた送電線プロジェクトが180日以上に亘って完成が遅れて過去36カ月間で3回処罰を受けているために、送電線プロジェクトの入札参加ができなくなる可能性がある。
Aneel電力庁のジュリアン・シルヴェイラ・コエーリョ取締役は、180日以上の遅れがでている送電プロジェクトは117件に達しており、また過去3年間に完成した送電プロジェクトのうち57.5%は平均521日の工事遅延が発生していると説明している。
Chesf電力公社の82送電事業でプロジェクトの遅延が発生しており、北東地域の風力発電所向け送電システムのプロジェクト完成は、今年7月に予定されていたにも関わらず、2013年まで先送りされると見込まれている。
Furnas電力公社の20送電事業でプロジェクトの遅延が発生、またEletronorte電力公社の17送電事業でプロジェクトの遅延が発生しているが、環境ライセンスの平均認可に要する期間は17カ月となっているため、各電力公社はプロジェクトが大幅に遅れる原因となる環境ライセンスの認可期間の短縮を要請している。(2012年10月10日付けエスタード紙)