電力調査公社(EPE)の発表によると、2011年から2020年までのエネルギー部門の10カ年投資計画では1兆レアルを上回る投資が予定されており、石油並びに天然ガス部門の投資は7,500億レアルに達すると予想されている。
石油・天然ガス部門の投資の大半はペトロブラス石油公社向けとなっており、今後岩塩層下原油開発に拍車がかかれば現在の1日当たりの平均原油生産量200万バレルは、今後10年以内に543万バレルに達すると予想されている。
EPE公社では生産した原油を設備内のタンクに貯蔵して直接輸送タンカーへの積出を行う浮体式海洋石油・天然ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の新規90隻の建造が必要になると予想している。
昨年のブラジルのGDP伸び率は2.7%、今年のGDP伸び率は2.0%を下回る可能性があるため、環境ライセンスの取得が難しくて工期が非常に長い水力発電所の今後10カ年の建設計画の見直しが検討されている。
現在の火力発電所の建設許可が下りないのは、天然ガスの供給が需要に追い付いていないためであり、今後は天然ガスの開発に拍車がかかると予想、国家原油庁(ANP)は、来年5月に海洋並びに陸地での第11回石油・天然ガス開発向け174鉱区の入札を実施、岩塩層下(プレソルト)原油開発向け鉱区の入札は来年11月に予定している。
今年の天然ガスによる電力エネルギーの供給比率は11%、2021年にはその比率が15.5%まで上昇すると予想、またサトウキビのバガスによる電力エネルギー並びに風力発電の供給比率も増加すると予想されている。(2012年9月27日付けエスタード紙)