今月6日、ジウマ・ロウセフ大統領は一般家庭の電力料金を16.2%、工業部門向け電力料金を28%とそれぞれ引下げを発表したにも関わらず、世界の平均電力料金を上回っている。
サンパウロ州工業連盟(Fiesp)のパウロ・スカフェ会長は、「電力料金の大幅引き下げはブラジルの製造業のコスト削減にとって非常に重要である」と歓迎しているにも関わらず、世界の平均電力料金に達するには35%の引き下げが必要であると、連邦政府に対して一層の引き下げを要請している。
今回の電力料金引き下げによる電力料金はMWh当たり329レアルまで減少するが、世界の平均電力料金はMWh当たり215.5レアルと比較して未だに50%以上高い。
一般家庭向けの電力料金の16.2%引下げはインフレ指数である来年の広範囲消費者物価指数(IPCA)を0.55%引下げる効果があり、またペトロブラス石油公社がガソリン価格を10%引上げる可能性に繋がる。(2012年9月8日付けエスタード紙)