7月のペトロブラス石油公社の1日当たりの原油生産は、194万バレルと2010年10月の193万8,000バレルに次ぐ低い生産量まで減少しているために、今年の原油生産は2004年の前年割れと同様の結果となる可能性がでてきている。
2004年の1日当たりの原油生産は、149万3,000バレルと2003年の154万バレルを大幅に下回る生産量を記録、今年1月の1日当たりの原油生産は211万バレルに達したが、その後は5月を除いて前年同月比では落ち込んでいる。
昨年の1日当たりの原油生産は202万2,000バレル、今年7月までの1日当たりの原油生産は200万7,000バレルと大幅に落ち込んでいるために、前年割れが懸念されている。
今年下半期に1日当たり18万バレルの原油生産が可能な洋上で石油・天然ガスを生産し、生産した原油を設備内のタンクに貯蔵して直接輸送タンカーへの積出を行う浮体式海洋石油・天然ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の設置が予定されているが、生産開始は来年早々となる。
7月の原油生産の減少はカンポス海盆のマリンバ鉱区のP-8プラットフォーム並びにカンポス海盆のフラデ油田がメンテナンスのために、操業中止になったことが大きく影響している。(2012年8月31日付けエスタード紙)