穀物メジャーのカーギル社は、南マット・グロッソ州トレス・ラゴアス市に1億3,000万レアルを投資して、大豆を原料とするバイオディーゼルを年間の生産能力が2億5,200万リットルの工場で生産を開始した。
トレス・ラゴアス市は大豆の生産地に近く、また鉄道並びに道路、水上輸送のアクセスが非常に優れたところにあるために、輸送コスト削減が可能なために、コンペチタ-に対して価格競争力で優位に立っている。
同市はバイオディーゼル燃料の一大消費地であるサンパウロ州に隣接しており、また連邦政府が奨励している大豆の小規模農家も同市周辺に数多く存在している。
農業機械並びにトラックの燃料は5.0%のバイオディーゼルの混入が義務付けされているが、現在のバイオディーゼルの生産能力は需要の50%に満たないために、今後の増産が急務となっている。
カーギル社は、ブラジル国内の7州で1,000家族の小規模農家と大豆生産で契約しており、アフリカでの綿花生産に対してブラジルの経験を生かして、小規模農家との契約を進めている。
カーギル社は、バイオディーゼル生産ですでに米国並びにベルギー、ドイツ、アルゼンチンでプロジェクトを進めている。(2012年8月22日付けエスタード紙)