国家原油庁(ANP)の発表によると、5月のブラジル国内の1日当たりの原油生産は前月比1.3%増加の204万8,000バレル、天然ガス生産は2.6%増加の6,800万立方メートルとなっている。
5月のペトロブラス石油公社の原油生産は2009年から減少傾向、エスピリット・サント州の南部沿岸からリオ州北部沿岸のカンポス海盆の原油生産が同社の85%を占めている。
カンポス海盆の油田のエフィシエンシー比率は90%から70%に低下、ペトロブラスの原油生産はブラジル国内の94.4%、天然ガスは75.4%を占めている。
岩塩層下(プレソルト)原油生産は全体の4.8%に相当する17万1,300万バレル、ジュバルテ油田並びにルーラ油田、カラティンガ油田、マーリン・レステ油田、マーリン・ヴォアドール油田、バラクーダ油田などの原油生産が大半を占めている。
ブラジル国内の主要な原油や天然ガスの20油田のうち外資系はStatoil 社のペレグリーノ油田並びにShell社のオストラ油田のみで、その他はペトロブラスが大半を占めている。
ペトロブラスの5月の1日当たりの国内外での原油・天然ガス生産は、前月比1.9%増加の260万1,223バレル、そのうち海外の原油生産は2.0%増加の25万747バレルとなっている。
プレソルトのリブラ油田並びにフランコ油田並みの原油埋蔵量があると予想されていたサントス海盆のBM-S-22鉱区の南部海域のプレソルトで、エクソン社が4億ドルを投資してボーリングを実施したが、ANP原油庁では原油は確認されなかったと発表している。(2012年7月6日付けエスタード紙)