ペトロブラス石油公社の2012年から2016年の投資は、2011年から2015年を5.2%上回る2,365億レアルに達し、充分な資金調達のために石油やディーゼル燃料の値上げに迫られている。
ペトロブラスは、国際石油コモディティ価格が高騰していた時でも燃料価格を据え置いていたために、ブラジル国内の石油価格は国際平均価格よりも17%、ディーゼル燃料は21%とそれぞれ低いために、同社の純益が大きく圧迫されている。
仮に7月1日からガソリン並びにディーゼル燃料価格がそれぞれ15%値上げされれば年率換算で140億レアルの純益増加につながり、今年上半期の値上げ先送りによる76億レアルの純益減をカバーできる。
連邦政府は、昨年下半期に暫定令でエタノールのガソリンへの混合率を現在の25%から20%に引き下げ、また昨年11月に一般的に燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)をガソリン燃料に対して0.25%の減税を実施、今月末に終了する。
ペトロブラスの最終経営審議会は、ガソリン並びにディーゼル燃料の15%の値上げを承認しており、今月末にはCideの減税政策の見直しも予定されているが、財務省が決定権を持っている。
昨日、エジソン・ロバン鉱山エネルギー相は、ガソリン価格の値上げの可能性をコメントした影響で、ペトロブラスの株価は一時6.5%も高騰、終値は4.82%の値上がりとなった。(2012年6月20日付けエスタード紙)