Câmara do Japão
Português
検索: OK

貿易

検索期間を指定してください: OK
港湾戦争など存在しない 2012/04/10

連邦政府は、「港湾戦争」と呼ばれるものを終結させる決意だ。一部の州において商品の輸入に対する商品サービス流通税(ICMS)の優遇措置を導入していることを受けたものだ。いわく、税制優遇措置は輸入ペースを加速させ、脱工業化が深刻化するのを後押しする。直感的には、政府の対策は理にかなっている。

直感というのは御存じの通り、現実の洞察を基にした予感である。夏の暑い日の午後には、スコールになることが多い。したがって気温が上昇すれば嵐が来ることを予感するのだが、実際の天候は必ずしもその勘が的中するわけではない。つまり直観は当てにならない。

港湾戦争に対する十字軍的対応は、工業部門の驚くべき競争力の喪失という認識とセットになっている。このように世論は、主張の根拠がまことしやかであれば、無闇に受け入れる傾向がある。

輸入に対するICMSのインセンティブは、税制戦争に分類されるものだ。税制優遇政策はもともと、低開発地域の工業化を図るのが目的だった。それは、国内のすべての州で組織する全国財政政策審議会(Confaz)で認められ、承認されたものだ。

時代が下ると、とりわけ1988年憲法により州政府にICMSに関する立法の権限が与えられると、そのインセンティブは、多くの場合において法律に違反する形で拡大した。Confazは、形骸化した。州政府が別の州政府を提訴する事態に発展している。その結果、恩恵は差し止められ、企業にとっては先が読めず、新たにコストが発生する状況に陥った。そして、混乱が広がった。

ICMSに対するインセンティブの利用は、特定のケースにおいては妥当性がある。しかし無分別に使用すれば有害だ。最善のアプリケーションが何かという視点よりも節税が誘因となることで、リソースの配分もゆがめられる。税制戦争は、効率を低下させ、生産性向上による利益を縮小する。社会的な損失だ。

この問題への取り組みは、税制の包括的な見直しと同様に、地域の発展に実効性と信頼性のある政策、州政府と企業が新たな現実に適応するための移行期間を必要とする。急いではいけない。

そして港湾戦争対策は、税制戦争ではなく、むしろ、輸入に照準を合わせている。ICMSそのものは廃止されないのだから、税制改革と呼ぶべきでもない。頻繁な規定と税率の改定は続く。納税義務を果たすためのコストは、何も変わらないだろう。

包括政策は、照準を合わせる場所を間違えている。当該のインセンティブにより輸入される財の大部分は、原材料とパーツ、コンポーネントである。工業部門はサプライチェーンを変更する必要に迫られて輸入し、そうして、構造的問題として知られる問題によって引き起こされた競争力低下という悲劇を乗り越えようとしている。このため彼らがインセンティブを受ける場合、それは単に、恩恵が付帯的な輸送コストを上回っている場合に限られる。

輸入の大部分で支配的なロジックは港湾戦争というものではなく、むしろ、競争力の保持なのだ。そういうわけで、インセンティブが終了された後も(常にそうと言うわけではないが)国産品が輸入品よりも安くならないことから、輸入は継続されることになるだろう。

単純に別の港湾、とりわけ、既に過密状態にあるサントス港へ、輸入品の入り口が転換されるだけだ。その結果、物流事情が悪化する。企業のコストが上昇し、競争力は低下する。

連邦政府は港湾戦争の終結に伴って各州が被る港湾の税収減を補償すると約束した。これらの資金を受け取るという確実な保証がない中で、州知事たちは、州の財務健全性と州経済の発展が阻害されていると主張し、自州で選出された国会議員からこの意見への支持を取り付けようとするだろう。
こうして、港湾戦争対策が失敗すれば、本来無用の政治的な消耗につながる。

今回の包括政策は、多額の対価を支払いながら、その恩恵はわずかか、あるいは何もないように思われる。この問題はよく検討し、議論を尽くす必要がある。(2012年4月5日付エスタード紙)

マイルソン・ノブレガ: テンデンシアス・コンサルタント経営パートナー、元財務大臣。



2021/06/03 » 今年5月の貿易収支は、92億9,000万ドルで5月の月間記録更新(2021年6月1日付けGlobo G1紙)
2021/05/11 » 国際コモディティ価格の上昇は貿易収支黒字を押上げる(2021年5月10日付けヴァロール紙)
2021/05/05 » 今年の貿易収支黒字は730億ドルを突破か(2021年5月4日付けエスタード紙)
2021/05/04 » 今年4月の貿易収支は103億5,000万ドルの黒字計上(2021年5月3日付けヴァロール紙)
2021/03/03 » 今年2月のブラジルの貿易収支は、11億5,000万ドルの黒字計上(2021年3月1日付けヴァロール紙)
2021/02/09 » 今年1月の履物輸出は昨年4月以降では最高記録(2021年2月8日付けヴァロール紙)
2021/02/02 » 2021年1月のブラジルの貿易収支は、11億2,500万ドルの赤字計上(2021年2月1日付けヴァロール紙)
2021/01/05 » 2020年のブラジルの貿易収支は509億ドルの黒字計上(2021年1月4日付けヴァロール紙)
2020/12/02 » 11月の貿易収支は37億3,000万ドルの黒字計上(2020年12月1日付けヴァロール紙)
2020/11/04 » 10月の貿易収支は54億7,000万ドルの黒字計上(2020年11月3日付けヴァロール紙)
2020/10/23 » 今年初め9か月間のアジア向け輸出比率は48.7%に上昇(2020年10月23日付けヴァロール紙)
2020/10/20 » 米国と3項目の二国間貿易協定で合意(2020年10月19日付けヴァロール紙)
2020/10/15 » 今年初め9ヶ月間の米国との二国間貿易は過去11年間で最低(2020年10月14日付けエスタード紙)
2020/09/10 » 今年9月の牛肉輸出は記録更新の19万トン(2020年9月9日付けヴァロール紙)
2020/09/09 » 今年の中国との貿易額は記録更新予想(2020年9月8日付けヴァロール紙)
2020/09/03 » 今年の輸入は減少率を輸出を上回る予想で貿易収支黒字拡大か(2020年9月2日付けヴァロール紙)
2020/08/17 » 今年初め7ヶ月間の輸入総額は前年同期比10.5%減少(2020年8月15日付けエスタード紙)
2020/08/07 » COVID-19パンデミックの影響で中国がアルゼンチンの最大の貿易パートナー(2020年8月6日付けヴァロール紙)
2020/08/04 » 7月の貿易収支黒字は記録更新の80億ドル突破(220年8月3日付けヴァロール紙)
2020/07/27 » 今年上半期の中国向け輸出は15.0%増加(2020年7月27日付けヴァロール紙)

バックナンバー »

会議所マップ

会議所所在地

【会議所 トピックス】

定例理事会・第71回定期総会(2020.3.19開催)

Pdf海外在留邦人の一時帰国の際の
新型コロナワクチン接種のニーズ調査(2021年4月)

Pdfウェブツールおよび情報収集媒体アンケート結果(2020年9月)

  会員企業の新型コロナSDGs (CSR) 他、関連取り組み状況

Pdf渡航・オフィス再開等に向けてのアンケート(2020年9月)

Pdf 新型コロナウイルス感染拡大に伴う企業活動や危機管理に関するアンケート結果【速報】(2020年6月)

Pdf【速報2】新型コロナウィルス感染に関するアンケート【その2】一時帰国対応について 3/31日現在

Pdf【速報 (更新)】新型コロナウィルス感染に関するアンケート調査結果 4/3日現在 128社

Pdf新型コロナウィルス対策に関連する各種法律・政令 3/24

Pdf感染対策情報(サンパウロ日伯援護協会提供)3/19

Pdf新型コロナウィルス情報(ポル語、サンタクルス病院提供)3/17

Pdfブラジル保健省フェイスブック

Pdf新型コロナウイルスに関するQ&A 保健省(ポルトガル語)

Pdfブラジル保健省ホームページ

Pdf感染発生連絡③ 3/20

Pdf感染発生連絡② 3/17

Pdf感染発生連絡① 3/11

 

______

「ブラジル労働法のポイント」
(表紙クリックで内容表示)

Pdfブラジルのポテンシャル

(麻生元総理との意見交換会)

 

→ バックナンバー

Pdfブラジル概要資料