連邦政府は欧米などが金融危機や景気悪化で、今後数年間に亘って景気回復が遅れ、一方、新興国やアフリカなどの更新諸国の経済成長伸び率が今後も継続するために、ヨーロッパ諸国が伝統的に北部アフリカとの貿易などを拡大しているために、サハラ砂漠以南の南部アフリカへの輸出拡大や技術協力を進める。
しかし資源確保で形振り構わずに、アフリカ諸国に影響力を拡大してきている中国に対抗するために、連邦政府はアフリカグループに対する戦略性メカニズム構築を進めており、国家輸出新興庁(Apex)は来週、南アフリカ、アンゴラ並びにモザンビークに企業ミッションを派遣する。
ブラジルのアフリカ諸国向け輸出は2008年の世界金融危機後に大幅に減少、しかし昨年は102億ドルと記録を更新、今年10カ月間では前年同期比30%増加の99億ドルに達している。
ブラジルのゼネコン大手が南部アフリカでインフラ整備向けにブラジルから建設材料を輸出、社会経済開発銀行(BNDES)やブラジル銀行が輸出クレジットを提供して、後押ししている。
ゼネコン大手のオデブレヒト社はアフリカで1万4,500人の労働者を雇用、アフリカの売上は同社の4%を占めるにすぎないが、建設部門並びにエンジニアリング部門では12%を占めている。
アフリカからブラジルへの輸出の60%は石油派製品であり、今年10カ月間の輸入は輸出を29億ドル上回って、貿易収支赤字となっている。(2011年11月8日付けヴァロール紙)