好調な経済成長を続けている中国の消費拡大に伴って、ブラジルからの鉄鉱石や農産物輸出が拡大の一途を続けてきていたが、欧米諸国の先行き不透明感の増加や中国の経済成長の減速予想で、コモディティ価格が減少してきている。
6月の過去12カ月間の経常収支はGDP比2%に相当する490億ドル、しかし中国向けのコモディティ価格が大幅に減少すれば、GDP比4%に相当する890億ドルの赤字に拡大する。
今年6月までのブラジルの輸出の中国向けは16.94%と2008年の6.7%から大幅に拡大、輸入比率も13.99%と大幅に拡大して依存率が増加してきている。
ヴァーレ社の2008年の中国向け鉄鉱石輸出は全体の28%、今年第2四半期の輸出比率は41.9%まで増加、中国向けコモディティ商品の輸出比率が高いために、コモディティ価格減少はブラジルの輸出額を大きく左右する。(2011年8月14日付けエスタード紙)