レアル高の為替で完成品の輸入が消費財や原材料の輸入の4倍のスピードで増加して脱工業化に拍車がかかっており、今年4カ月間の耐久消費材輸入は前年同期比38.9%増加、しかし中間財の輸入は9.6%の増加に留まっている。
消費者は輸入品の自動車、家電、化粧品や衛生用品の購入を国産品よりも選択する傾向にあり、ブラジル化学工業会(Abiquim)の統計によると今年4カ月間の洗剤輸入は良質な国産品があるにも関わらず、79%増加の9,000トンに達している。
今年5カ月間の輸入自動車は韓国の現代自動車や価格の安い中国製が牽引して48%増加、Black&Decker社の輸入製品比率は50%に達しているが、3年前は国産が70%を占めていた。
今年4カ月間の資本財は前年同期比28.3%、非耐久消費財は18.4%それぞれ増加、また繊維製品44.5%、衣類は44.5%、皮革31.3%、化学製品8.3%、機械・装置27.2%、家具は30.3%それぞれ増加、今年の自動車部品の貿易収支は昨年の35億ドルの赤字から更に拡大して、45億ドルの赤字を予想している。(2011年6月5日付けエスタード紙)