メルコスールは域内での関税撤廃と域外共通関税を実施することを目的で南米諸国のブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ並びにパラグアイの4カ国で開始、しかしアルゼンチンはブラジルからの輸入規制のために輸入ライセンス申請制度、アンチダンピングやセーフガードなどを適用、ブラジルの輸出の24%に相当する品目に輸出規制をかけている。
ブラジルからの輸入品目の18.7%に輸入ライセンス申請制度、4.2%はアンチダンピング、3.7%はアルゼンチンの税関が決定する最低価格制度を適用している。
2003年のブラジルからの繊維製品はアルゼンチンの輸入の57%を占めていたが、昨年は28%まで減少、履物は79%から54%、輸送機械は34%から12%、自動車は83%から68%それぞれ減少している。
紙・パルプは38%と同率を維持、農業関連資本財は42%から37%、農業機械は81%から76%とそれぞれ僅かに減少、唯一自動車部品が33%から46%とブラジルメーカーのアルゼンチンでの自動車生産拡大に伴ってシェアが上昇している。
今年4カ月間のアルゼンチンとの貿易ではブラジルが前年同期の4億4,300万ドルから140%増加の10億6,400万ドルの黒字を計上、今年は昨年の41億ドルの黒字から70億ドルに増加すると予想されている。(2011年5月16日付けヴァロール紙)