ブラジル貿易協会(AEB)では今月11日に発生した東北関東大震災の影響で日本では電力エネルギー不足やインフラ部門のダメージの影響を受けて、日本の鉄鋼業界は鉄鋼生産減少を余儀なくされる可能性があるために、ブラジルからの鉄鉱石輸出の先行き不透明感が増加している。
商工開発省(MDIC)の統計によると昨年のブラジルからの鉄鉱石輸出は日本との2国間貿易の45.8%を占める32億7,170万ドルに達しているが、今回の大震災の影響で鉄鋼メーカーから鉄鉱石輸出のキャンセルが憂慮されている。
鉄鉱石に次いで鶏肉輸出は全体の12.6%に相当する9億650万ドル、しかし大震災による輸出減少よりも輸出増加を予想、またトウモロコシ、コーヒー、アルコールや大豆の輸出は昨年並みと見込まれている。
昨年のブラジルの鶏肉輸出ではサウジアラビア向けが55万トンで9億2,300万ドル、しかし日本向けは付加価値の高い特別カット鶏肉であり、金額では9億600万ドルとほぼ同等、輸出量では38万5,000トンと大幅に下回っている。(2011年3月15日付けエスタード紙)