通商産業開発省(MDIC)の統計によると2月の輸出は前年同月比23.5%増加の167億3,300万ドル、輸入は18.4%増加の155億3,000万ドル、貿易収支黒字は11億9,000万ドルとなった。
昨年12月から連続して輸出の前年同月比の増加率が第一次産品の国際コモディティ価格の高騰に伴って、輸入の増加率を上回ってきているが、今後の傾向を明確にはなっていない。
今年2カ月間の鉱工業部門の生産が大半を占める半製品並びに完成品の輸出比率は前年同期の59.7%から53.8%と大幅に減少、一方、農産物や鉱業部門の第一次産品の輸出比率は37.6%から44%に増加している。
輸出増加の要因として2月の鉄鉱石のコモディティ価格が前年同月比で136.2%増加、しかし輸出量は10.6%減少したために111.2%の増加につながっている。
北アフリカや中東での政情不安にも関わらず、2月のエジプト、リビア並びにチュニジア向け輸出は前年同月比では増加、連邦政府はインフレ圧力低減のために公共支出の削減や政策誘導金利(Selic)の引上げに伴って、国内総生産(GDP)伸び率を抑制するために今後の輸入は減少傾向になると予想されている。(2011年3月2日付けエスタード紙)