1月のブラジルの輸出総額は鉄鉱石のコモディティ価格の高騰の影響で鉄鉱石輸出25億4,000万ドルが牽引して152億2,000万ドル、輸入は147億9,000万ドル、貿易収支黒字は4億2,400万ドルとなっている。
通商産業開発省(MDIC)の統計によると1月の鉄鉱石の輸出量は僅かに2.7%増加、しかし輸出額は鉄鉱石価格の高騰で144.7%と大幅に増加している。
鉄鉱石の輸出先として中国、日本並びに韓国のアジア向けが好調に推移、昨年1月の輸出相手国は米国が首位であったが、昨年3月から中国向け輸出がトップに浮上、特に大豆などの農産物輸出が大幅に増加してきている。
1月の中国向け輸出は17億7,000万ドルで前年同月の1日当たりの輸出額では49.8%と大幅に増加、米国向け輸出は15.4%増加の16億6,000万ドルであった。
昨年の中国のGDP伸び率は10.3%、今年は建設やインフラ部門の投資が継続されるために9%前後が予想されて、ブラジルからの鉄鉱石輸出増加に伴って、今年のブラジルの貿易収支黒字を180億ドルから280億ドルと大幅に上方修正している。
1月の第一次産品輸出は66億900万ドルと前年同月の輸出比率36%が43.9%に上昇、完成品輸出は59億3,000万ドルに留まっている。輸入では消費財の比率が29.5%、特に中国からの輸入が増加してきている。(2011年2月2日付けヴァロール紙)