過去2年間にブラジルからインドへの第一次産品輸出は石油や粗糖を中心に3億7,000万ドルから17億4,000万ドルと5倍に増加、インドは中国に次いで国内総生産(GDP)が大幅に伸びてきて農産物の輸出が期待できる。
昨年のインド向け原油輸出は12億4,000万ドルと米国、中国に次いでおり、過去2年間の旱魃でインドはブラジルから8億7,500万ドルの粗糖輸入を余儀なくされたが、今年は再び輸出国に転じると予想されている。
インドではGDPの大幅な増加に伴って今後数年間に5億人の国民が貧困層から脱出するために、中国同様に食料品確保のために農産物の急増が見込まれている。
11億人の人口を抱えるインドの人口密度は1平方キロメートル当たり345.5人とブラジルの22.5人を大幅に上回り、また今後開拓できる耕作可能な農地も少なく、慢性的な雨量不足などで国内での食糧自給が難しい。
昨年のインドからブラジルへの輸出は繊維製品や化学関連製品を中心に42億ドル、ブラジルからの輸出はコモディティ製品が急増したにも関わらず、7億5,000万ドルの貿易赤字となっている。(2011年1月16日付けエスタード紙)