ブラジルから南米地域への輸出はアルゼンチンに次いでヴェネズエラが続いていたが、今年上半期のチリへの輸出がヴェネズエラを追越して2位に上昇している。
上半期のブラジルからチリへの輸出は付加価値製品を中心に増加して前年同期比64%増加、主な50製品のうちで800%と急増した製品もあった。
完成品の輸出では自動車並びに航空機は68%、半製品では鋼板が80%とそれぞれ増加、チリは60カ国以上と自由貿易協定を結んでいるが、ブラジルとの協定ではブラジルへのワイン輸出、チリへの砂糖輸出関税で最終調整に入っているために、協定締結後の両国の貿易は大幅に拡大すると予想されている。
ブラジルからチリへの投資ではペトロブラス石油公社は4億ドルでEXXONの230ヵ所のガソリンポスト網を買収、また11空港へのジェット燃料の供給も行う。
またペトロブラスはチリパイプライン会社に22%、航空機関連会社にも33%の資本参加、今年上半期の石油輸出は40%増加している。
ペトロブラスがチリでのエタノール販売を開始するためにGMではフレックス車の輸出を予定、2008年のブラジルからチリへの自動車輸出は月間2,000台、上半期は1,200台に減少、一方でアジアのメーカーが果敢に攻勢をかけて輸出を伸ばしている。
上半期のチリへの20トン以上のジーゼルエンジンの大型トラック輸出は997%、セルラーは69%とそれぞれ大幅に増加、またエンブラエル社はチリ空軍向けに12機のスーペルツカノ機の輸出契約を交わしている。(2010年7月28日付けヴァロール紙)