今年の貿易収支黒字は80億ドルから100億ドルが見込まれていたが、今では鉄鉱石のコモディティ価格高騰が牽引して、150億ドルから180億ドルに上昇修正している。
ブラジル貿易協会(AEB)では内需やレアル高の為替で輸入が拡大を継続しているにも関わらず、今年の貿易黒字を前回の120億ドルから160億ドルに上方修正、一方、経常収支赤字を490億ドルから410億ドルに下方修正している。
AEBでは今年の輸出総額を前年比19.6%増加の1,835億ドル、輸入総額を35%増加の1,720億ドル、LCA社では2月の貿易黒字予想78億ドルから162億ドルに上方修正している。
通商開発省(MIDC)では今年の鉄鉱石輸出を100億ドルと見込んでいたが、第2四半期に鉄鉱石価格が100%以上値上げされたために230億ドルに上方修正して、今年はヴァーレ社の輸出額がペトロブラス社を追越す可能性がでてきた。
ブラジルの鉄鉱石、石油は製品並びに大豆の輸出総額は輸出全体の30%に達する可能性があり、また輸出相手国のトップは中国が全体の15%、米国、10%、アルゼンチン8.8%、ドイツ、オランダと続いている。(2010年7月19日付けヴァロール紙)