今年の上半期の輸入は前年同期比43.9%と大幅に増加して813億ドル、輸出は26.5%増加の891億ドルに留まったために、貿易収支黒字は78億8,000万ドルと過去8年間で最低となっている。
輸入はドル高の為替や国内経済が好調に推移しているために、製造業を中心とした鉱工業部門向けの原材料や消費財の増加が牽引して大幅に増加、下半期もこの傾向が継続すると予想されている。
輸出は国際コモディティ価格の増加やラテンアメリカ向け完成品輸出が増加してきているが、輸入の増加比率が大幅に上回っているために貿易黒字の大幅な増加を見込めない。
上半期の貿易総額は前年を444億9,000万ドル上回る1704億9,000万ドルに達して記録を更新、6月の貿易黒字は22億7,000万ドル、輸入は50.2%、輸出は18.2%それぞれ増加している。
鉱工業部門向けの原材料や消費財の輸入は全体の46.8%に相当する380億7,000万ドル、燃料・潤滑油は65%、耐久消費財は69.2%とそれぞれ大幅に増加している。(2010年7月2日付けエスタード紙)