今年第1四半期のブラジルからアルゼンチンへの加工食品輸出は8,100万ドル、アルゼンチンからは1,900万ドルの輸出に留まっているために、アルゼンチン政府は6月初めからセーフガードを発令して輸入規制をかける可能性があるが、正式にはブラジル政府に伝えていない。
ブラジル政府はアルゼンチンがセーフガードを発令すれば、同様に報復措置の採用を伝えているが、ブラジル製ココア並びにチョコレート製品はアルゼンチン市場の82%、コーヒー並びに茶は74%のシェアを占めている。
ブラジルはルーラ大統領が外交に力を入れて120カ国に食料品を輸出しているが、アルゼンチンは自国通貨が値下がりして輸出の拡大が可能であるために、金融危機から脱出するためにはブラジル向けの輸出を拡大する必要がある。
ブラジル政府は収穫時期が同じである小麦並びにトウモロコシを在庫があるにも関わらず、アルゼンチンから輸入して手を差し伸べている。(2010年5月11日付けエスタード紙)
