2003年から2009年にかけてブラジルの鉱工業部門の23セクターのうち21セクターでアルゼンチン向け輸出は中国にシェアを奪われて減少していたが、アルゼンチンが中国製品に対してセーフガードを発令したために、今年初めの2カ月間のブラジルからアルゼンチンへの輸出は59%増加している。
アルゼンチンは中国の履物、食器、エレバドール向け部品やガスレンジなどに対してアンチドーピング関税を適用したために、マーケットシェアを落としている。
2003年から2009年のブラジル製品のアルゼンチンのマーケットシェアは34%から30%に低下、履物のシェアは79%から56%、繊維・衣類は57%から29%、電気・電子製品は34%から30%とそれぞれシェアを落としている。
しかし中国のアルゼンチンの履物のマーケットシェアは13%から28%、繊維・衣類2%から29%、電気製品は16%から29%、輸送機械は24%から58%と大幅にシェアを拡大していた。
今年のブラジルとアルゼンチンの貿易はブラジルの20億ドルの黒字が見込まれており、第1四半期の貿易黒字は4億3,600万ドルを計上して昨年同期比では3倍以上の黒字となっている。(2010年4月12日付けヴァロール紙)
