今年初めの2カ月間のブラジルの輸出はメルコスールとアジアが牽引して前年同期比21.3%増加、特にアルゼンチン向けの付加価値の高い資本財輸出は59.8%、アジアは29%増加している。
アジア向けのコモディティ商品などの第一次産品輸出は33%、資本財輸出は36%増加、特にインド向けは206%、中国向けは39.4%それぞれ増加している。
また中近東のサウジアラビアは45.9%、イランは76%それぞれ増加してヨーロッパ連合の16.62%、米国の17.31%を大幅に上回っている。
今年は世界経済の回復にともなって農産物、金属や石油・天然ガスのコモディティ価格の上昇で、ペルー、チリなどの南米諸国の輸出の増加が予想されるために、南米向けのブラジルの製品輸出が増加すると見込まれている。
ブラジルの今年初めの2カ月間のアルゼンチン向け製品輸出は前年同期の1億7,620万ドルから3億7,690万ドルと倍増、自動車輸出の比率は14.2%であった。
今年の中国の国内総生産の伸び率は10%、インドは8.0%とそれぞれ予想されているために、ブラジルからのコモディティ製品輸出の大幅増加が予想され、今年2カ月間の石油輸出は昨年同期の9,060万ドルから6億3,990万ドルと大幅に増加している。
インド向け砂糖の輸出は前年同期の1億990万ドルから2億5,620万ドルと大幅に増加、しかし今後は砂糖のコモディティ価格の減少並びにインドの砂糖生産の増加で、減少に転じると見込まれている。(2010年3月22日付けヴァロール紙)