ブラジル貿易協会(AEB)の調査では世界金融危機後の米国向け完成品輸出はドル安の為替並びに中国からの輸出拡大で大幅に減少、しかし石油などのコモディティ商品の輸出は増加している。
2002年から2009年にかけてブラジルの輸出は153%増加、しかし米国向けは僅かに2.3%の増加に留まっており、2002年の完成品輸出の35%は米国向けであったが、昨年1月から11月は僅かに14%に留まっている。
金融危機後のエンブラエル社の米国向け航空機の輸出比率は30%と過去10年間の平均55%から大幅に減少、昨年の米国向け輸出は45%減少して45億ドルの貿易赤字に結び付いている。
2002年の米国向け輸出のトップは航空機で輸出全体の12%、セルラー8.0%、履物6.6%、自動車4.1%などの完成品であったが、2009年は石油が16%と航空機の5.0%を大きく引き離してトップ、コーヒー4.6%、エンジン3.9%、パルプ3.4%とコモディティ商品が増加している。(2010年1月11日付けエスタード紙)
