アルゼンチンはセルラー、デジタルカメラ、エアコンや液晶モニターなど増加一途の輸入電気製品の輸入関税を10.5%から21.0%と2倍に引上げた。
昨年のブラジルのアルゼンチンへのセルラー輸出はマーケットシェア40%に相当する8億3,800万ドル、金融危機後の今年上半期は3億1,800万ドルまで減少、しかしマーケットシェアは56%に上昇して市場を席巻している。
今回の輸入関税の倍増でアルゼンチン国内のセルラー販売価格は34%まで上昇するが、消費者にとってセルラーは必需品であるために不利となる。
アルゼンチン政府は国内産業育成のための海外メーカーの誘致を目的と主張しているが、実質的にはブラジル製品の輸入増加に対するセーフガードに結びついている。
ブラジル政府はアルゼンチンからの輸入タイヤ、クリスマス用食料品類、飼料やブラジルの輸入の60%を占める小麦派生品などを自動輸入ライセンスリストから除外して、アルゼンチン政府に対抗して圧力をかけている。(2009年10月23日付けヴァロール紙)