今年8ヶ月間のコモディティ商品を中心とした第一次産品の輸出比率が全体の42.8%に相当する419億ドルに達して、金融危機の影響を受けて輸出が大幅に減少している完成品輸出は42.5%に相当する416億ドルで1978年以来初めて上回った。
ブラジルの完成品輸出の大幅な減少は世界需要の縮小、完成品価格の下落並びにレアル通貨がドル通貨に対してR$1.80まで上昇して価格競争力を失っていることが要因となっている。
8.0%の経済成長率を持続している中国への今年8ヶ月間のブラジルの輸出比率は前年同期の9.1%から14.7%と大幅に増加したが、米国は14.1%から10.2%、ラテンアメリカ並びにカリブ地域は25.4%から21.6%とそれぞれ輸出比率が減少している。
コモディティ商品の中国需要で大豆の今年8ヶ月間の輸出比率は前年同期の6.8%から10.3%、鉄鉱石は7.7%から9.0%それぞれ増加、しかし完成品輸出では自動車が2.5%から2.0%、自動車部品は1.8%から1.5%、トラックは1.1%かr0.7%とそれぞれ減少している。
短期的にはコモディティ輸出増加は外貨を稼ぐために良いが、中期的にはコモディティ部門は雇用数が少ないためにネガティブな面もあり、9月初め2週間の1日あたりの完成品輸出は2億7,950万ドルで第一次産品の2億7,200万ドルをわずかに上回って、再び完成品輸出が増加傾向となってきている。(2009年9月18日付けエスタード紙)