サンパウロ州工業連盟(Fiesp)の州内78業種の輸出調査によると下半期の輸出は上半期比7.6%増加を予想しているが、7月の調査ではマイナス1.1%が予想されていた。
またゼツリオ・バルガス財団の1,115企業対象の調査では第3四半期の輸出は17%の企業が増加すると回答したが、9.0%は落込むと回答、7月の調査では15%が落込むと回答していた。
今年下半期のサンパウロ州内の輸出総額は上半期比7.6%増加の421億1,900万ドルが見込まれているが、前年同期比では33%と大幅に落込むと予想されている。
下半期の輸出は海外の在庫調整が進んでいるために、鉱物関連コモディティ製品や鉄鋼関連製品の輸出増加が予想されており、海外需要の増加でオレンジジュースや食肉価格が上昇してきている。
今年のサンパウロ州内からの輸出は前年比32.2%減少の812億6,000万ドルが予想されているが、昨年は前年比13.3%増加していた。また砂糖の最大消費国であるインドの砂糖生産が大幅に落込んで一転して輸出国から輸入国に転じたために、今年8ヶ月間のブラジルの砂糖輸出は前年同期比26.5%増加している。
また過去2ヶ月間の牛肉価格はドルベースで12.5%増加、食肉輸出大手Bertin社の上半期の輸出量は前年同期比4.0%増加、輸出額は12%から15%増加している。
しかしレアルの為替が上昇に転じてきているために輸出の価格競争力が低下してきているが、チリが4ヶ月前にブラジルの牛肉輸入を再開、ヨーロッパ連合国もブラジルの牛肉輸出可能な指定農場を拡大したために、輸出増加が期待されている。(2009年8月11日付けエスタード紙)