世界金融危機で世界的に貿易が縮小して、特に完成品輸出が大幅に落込んでいるが、4月の中国向け輸出はコモディティ製品を中心に、前月に引続いて米国を抜いて輸出相手国ではトップになっている。
ブラジルからの中国向け輸出は鉄鉱石、大豆や石油などのコモディティ製品、米国向けは第一次産品、輸出相手国3位のアルゼンチンは工業製品が中心となっている。
今年4月の中国向け輸出比率は18.11%で前年同月の9.45%から倍増したが、米国は12.99%から10.77%、アルゼンチンは9.74%から6.69%とそれぞれ減少している。
4月の第一次産品輸出額は前年同月比では21.3%増加したが、完成品輸出は世界的需要とファイナンス減少の影響を受けて、米州向け輸出を中心に31.2%と大幅に落込んでいる。
米国向け輸出は自動車部品、衣類や履物などが大幅に落込んでいるが、金や石油などのコモディティ製品の輸出が中心となっており、第1四半期のメルコスル向け輸出比率は前年同期の12.4%から9.06%、ヨーロッパは24.88%から24.06%とそれぞれ減少しているが、アジア向けは15.17%から22.76%に増加、4月は29.95%まで輸出比率が上昇してきている。{2009年5月29日付けエスタード紙}