FGV Projetos 並びにErnst&Young社の共同研究によると今後22年間に世界の完成品輸入は年平均3.7%増加するが、ブラジルからの完成品輸出は年平均1.8%の増加に留まり、2030年の完成品輸出は1,826億ドルが予想されている。
2030年のブラジルの輸出額は3,060億ドルが予想されているが、輸入が輸出を大幅に上回るために、貿易収支黒字は420億ドルに留まると見込まれている。
ブラジルの完成品輸出では通信部門、特にセルラー並びに航空機や自動車の輸送機部門が競争力を維持するが、ラテンアメリカ地域とブラジル国内向けが大幅に増加する。
2030年までのブラジルは内需が好調に推移するために輸入が年平均5.6%増加するが、年平均のGDPは4.0%増加のシナリオで算出されている。
輸出は農産物コモディティ、加工食肉などの半製品が継続するが、現在のブラジルの完成品輸出は世界貿易の1.1%を占めるが、2030年には内需の増加で1.0%に減少する。
今後は建材部門を中心に国内向け工業製品需要が年平均3.4%から4.8%増加するために、一般家庭の消費は年平均3.8%増加が見込まれている。
しかしインフラ整備部門の遅れや重税の税制システムが資本財の最終価格を押上げており、また投資不足の影響で今後22年間にエネルギーコストは60%増加すると見込まれている。(2009年5月6日付けガゼッタ・メルカンチル紙)