世界金融危機の影響でブラジルと米国、中国並びにアルゼンチンとの貿易傾向が大幅に変化してきており、昨年第1四半期の対米貿易は4億8,200万ドルの黒字を計上していたが、今年は17億7,700万ドルの大幅赤字に転落している。
昨年第1四半期の中国との貿易ではブラジルは20億ドルの赤字を計上していたが、今年は僅かに2億2,000万ドルの赤字となって大幅な改善となっている。
またアルゼンチンとの貿易では昨年第1四半期はブラジルの7億7,300万ドルの黒字であったが、今年第1四半期の輸出が43.7%、輸入が33.5%それぞれ減少したために、僅かに4,300万ドルの黒字を計上した。
また今年第1四半期の米国への輸出は37.8%減少したが、中国への輸出は62.7%と大幅に増加したために、中国向け輸出額が初めて米国向け輸出を上回った。
今年第1四半期のブラジルの対中国貿易の赤字減少は中国からの輸入が12.8%減少、また3月のブラジルの輸入は国内経済の減速並びにドル高の為替で米国を含む全ての地域からの輸入が減少している。(2009年4月3日付けエスタード紙)