世界貿易機関(WTO)では今年の世界貿易量は金融危機の影響で世界的な需要の落ち込みとクレジット縮小で、第2次大戦後では最大の落込みとなる前年比9.0%の減少を予想している。
WTOでは今年の発展途上国の輸出は3.0%まで減少の可能性があるが、先進国では10%に達する可能性があり、韓国や日本では40%以上の輸出額減少の可能性が見込まれている。
2007年の世界貿易は6.0%、1998年から2007年までは年間平均5.7%それぞれ増加、昨年は2.0%の増加に留まったが、今年はマイナス3.0%が予想されている。
昨年の世界貿易の総輸出額は国際コモディティ価格の高騰で前年比15%増加の15兆8,000億ドルであったが、貿易額がGDP比50%以上を占めて外需に依存するアジアでの世界金融危機の影響は大きい。
今年の世界経済は1.0%から2.0%のマイナスを予想しているが、1930年以来始めて前年比マイナスとなって世界貿易縮小に与える影響が多大であり、2月の中国の貿易額は26%減少している。
昨年のブラジルの輸入額は世界平均の3倍の44%と大幅に増加したが、世界貿易の輸入額に占める比率は僅かに1.1%で24位にランクされている。
昨年のブラジルの世界貿易に占める比率は1.2%、ブラジルの輸出総額は前年比23%増加して、前年の世界ランク23位から22位に上昇したが、発展途上国の平均38%増加を大幅に下回っている。
昨年のドイツの輸出総額は1兆4,700億ドルで世界の輸出総額の9.1%を占めてトップ、中国が1兆4,300億ドルで8.9%、米国は8.1%、ブラジルは1.2%と大きく引離されている。(2009年3月24日付けエスタード紙)