世界金融危機の影響を受けて発展途上国を中心に輸入関税の増加、輸入割当の減少、補助金増加など保護貿易に傾いてきている国が増加してきている。
ブラジルの10セクターの輸出部門の調査では自動車部門と砂糖部門では輸出相手国の輸入障害に変化はなかったが、大豆、食肉、ミルク、繊維、履物や鉄鋼輸出で何らかの輸入障害が発生している。
先週、ブラジルも輸入ライセンス規制を試みたが、結局は取下げた経緯があり、ブラジルの農産物輸出部門ではインドとロシア、工業製品輸出ではアルセンチン、エクアドルやヴェネズエラが輸入障害を設けている。
ブラジルの大豆輸出相手国では3位のインドは昨年11月に20%の輸入関税をかけて輸入を規制しているが、パーム油は継続して免税、ロシアは豚肉の輸入関税を40%から65%に引き上げた。
金融危機後にはアルゼンチンは家電製品の輸入ライセンスを規制、エクアドルもセルラーなどの電気・電子製品の輸入関税5.0%を35.0%に引き上げている。(2009年2月5日付けヴァロール紙)