今年1月の貿易収支は2001年3月以来8年ぶりに5億1,800万ドルの赤字を計上、輸出が97億8,000万ドルに対して輸入は103億ドルと輸出を上回った。
世界の需要減は世界金融危機の影響を受けて保護貿易主義の採用や市場での競争激化の影響を受けてきており、2月も貿易黒字の計上が不透明となってきている。
1月のアジア向け輸出は好調に推移したが、貿易市場拡大のためにアフリカやラテンアメリカへの経済ミッション派遣を拡大する必要に迫られている。
1月の輸出は前年同月比22.8%減、対前月比でも25.8%減少、輸入は12.6%、6.3%とそれぞれ減少に転じており、特にトラックやバスの輸出が65.7%、エンジン62.0%、自動車が56.1%、自動車部品が50.6%とそれぞれ大幅に減少している。
しかしトウモロコシの輸出は154%、砂糖90.1%、大豆粕42.9%、鉄鉱石12.1%と増加したが、完成品の輸出は34.0%、第一次産品6.5%、半製品は13.7%それぞれ減少している。
また資本財の輸入は5.4%、第一次産品並びに中間財は20.7%、燃料・潤滑油は4.7%とそれぞれマイナスに転じている。
貿易収支黒字を牽引していた農産物の輸出がコモデティ価格の減少や世界的需要の減少で、今年のブラジルの農産物輸出黒字は12.0%減少すると見込まれており、昨年の農産物の輸出の黒字幅718億ドルが634億ドルまで減少すると予想されている。(2009年2月3日付けエスタード紙)