農産物、石油、鉄鉱石や非鉄金属の国際コモデティ商品価格の下落や世界金融危機などの影響を受けて、昨年のブラジルの貿易収支黒字は前年比38.2%の大幅減少の247億3,500万ドルに留まったが、今年は更に貿易収支黒字の悪化が予想されている。
昨年の輸出総額は1,979億4,200万ドル、輸入総額は前年比43.6%の大幅増加の1,732億700万ドルであったが、8月以降の48.5%のドル高は国際コモデティ価格の下落を補う効果となって輸出額の減少を抑えた。
昨年12月の輸出は前年比2.9%減の138億1,800万ドル、輸入は8.7%増加の115億1,700万ドル、貿易収支黒字は前月比42.6%増加の23億100万ドルを記録している。
しかし今年のブラジルの輸出は国際金融危機の影響を受けて世界的な経済収縮で農産物、鉄鉱石、非鉄金属や石油などの国際コモデティ価格の先行きが不透明で予測が難しいが、前年比200億ドルの減少の可能性も考えられる。(2009年1月5日付けガゼッタ・メルカンチル紙)