今年のブラジルの貿易収支は、国際コモディティ価格の減少の影響を受けて、輸出は前年比5.0%減少の2,305億1,100万ドル、輸入は4.2増加の2,325億1,900万ドル、貿易収支は20億ドルの赤字をブラジル貿易会(AEB)は予想している。
昨年12月のAEB貿易会では、今年の貿易収支は輸出が前年比1.2%減少、輸入は0.9%増加、貿易収支を146億2,000万ドルの黒字を予想していた。
コーヒー豆並びに綿花、トウモロコシの国際コモディティ価格が大幅に減少、特に大豆は米国の豊作で今後の国際コモディティ価格が減少する可能性があるとAEB貿易会のジョゼ・アウグスト・カストロ会長は予想している。
ヨーロッパの債務危機や鉄鉱石などの農産物を大量に輸入している中国の景気減速の影響で国際コモディティ価格が減少、また石油派生品の輸出減少も貿易収支を悪化させている。
今年上半期の石油派生品の輸出量は前年同期比43%減少、石油派生品の国際コモディティ価格も11.0%減少、潤滑油の輸出も34%減少している。
ドル高の為替は完成品の輸出には追い風となっているが、輸出業者にとって理想のレアルに対するドルの為替は、R$2.40~R$2.50であるとカストロ会長は説明している。(2013年7月18日付けエスタード紙)