ブラジルは、4月第3週(15日から21日)、少なくとも1998年以降で最悪となる、22億7,100万レアルの赤字を計上した。開発商工省(MDIC)が22日に発表した。4月第3週は、石油の輸入を中心に輸入が営業日1日当たり13億8,000万ドルの過去最高額を記録し、週計では69億0,200万ドルを計上。一方の輸出は集計で46億3,100万ドルを計上した。
この結果、年明け以降の累積貿易収支赤字は、64億8,900万ドルを計上した。2012年同期は、22億4,300万ドルの黒字だった。また2013年の貿易収支は、2012年にペトロブラスが実施した燃料と潤滑油の輸入が本年の会計に組み入れられたことも影響している。
MDICの説明によると、4月第3週に記録した輸入の拡大は、前年を含めた4月第2週までの輸入オペレーションに関する会計が正常化しつつあることも影響している。
例えば燃料と潤滑油の営業日1日当たりの平均輸入額は6億1,160万ドルで、2012年4月の2億2,930万ドルを大きく上回った。このように前年と比較して大きな差が生じた理由は、2012年7月に発令された連邦収税局規定指導で、ペトロブラスがタンカーから荷下ろしして以降最大50日後に輸入額を報告して計上することを認めたのが原因。
また輸出が落ち込んでいることも貿易収支赤字の原因になっており、4月は、営業日1日当たりの平均輸出額が9億4270万ドルと、前年同月を3.6%下回った。反対に輸入では10億3,200万ドルを計上して前年同月比10.4%の伸び。
2013年の貿易収支は、1月と2月に赤字を計上した後に3月と4月第1・2週には若干の黒字を計上して回復の兆候が見られた。だが、4月第3週の結果を含めると、2013年の貿易収支赤字は60億ドルを上回って推移している。
年明け以降、4月第3週までの累積輸出額は649億7,600万ドルで、営業日1日当たりの平均が前年同期を2.5%上回る8億6,630万ドル、同じ期間の累積輸入額は714億6,500万ドルで、同じく営業日1日当たりの平均は前年同期比10.9%の伸びとなる9億5,290万ドルを計上した。(2013年4月23日付けエスタード紙)