ブラジルとヨーロッパ連合国との貿易では、ブラジルが10年以上に亘って貿易黒字を計上してきたが、ヨーロッパの債務危機、世界貿易の縮小やコモディティ価格の減少などの影響を受けて、2011年第4四半期から一転して貿易赤字に転落している。
今年第1四半期のブラジルの貿易収支は51億5000万ユーロの赤字を計上、そのうちの35%はヨーロッパ連合国との貿易赤字を記録している。
欧州連合統計局(Eurostat)の統計によると、2011年の第4四半期のヨーロッパ連合国との貿易はブラジルの5億7,100万ユーロの赤字を計上、2012年のヨーロッパからブラジルへの輸出は13%増加、ブラジルのヨーロッパ向け輸出は4.7%減少している。
2011年1月から同年9月のヨーロッパ連合国からブラジル向け輸出は262億ユーロであったが、2012年同期は296億ユーロに増加、一方でブラジルからの輸出は299億レアルから285億ユーロに減少している。
2012年第1四半期のドイツとブラジルの貿易はドイツの36億ユーロの黒字、フランスは10億ユーロ、イタリアは9億ユーロの黒字を計上していた。(2013年4月4日付けエスタード紙)