3月の貿易収支は、1億6,400万ドルの黒字を記録したにも関わらず、3月としては2001年以来の最低の黒字を記録、3月の輸出総額は193億2,300万ドル、輸入総額は191億5,900万ドルであった。
第1四半期の貿易収支は、51億5,000万ドルの赤字を記録して2001年の第1四半期以来で最高の貿易赤字を記録、財務省関係者は、今年の貿易収支黒字は100億ドルに達しないと予想している。
第1四半期の輸出総額は、世界経済の停滞による貿易縮小の影響並びにブラジルの完成品の競争力の低下、昨年末よりもレアル通貨の高止まりの為替などの要因で、前年同期比3.1%減少の508億3,900万ドルに留まっている。
インフレ圧力の増加、貿易収支の悪化、本国への利益・配当金の増加などの要因で財政プライマリー収支の赤字が拡大してきており、2月の過去12カ月間の財政プライマリー収支はGDP比2.79%に拡大している。
中銀は今年の貿易収支黒字を前回予想の170億ドルから150億ドルに下方修正、しかし最終フォーカスレポートでは130億ドルの黒字に下方修正されており、商工開発省のWelber Barral元長官は、今年の貿易収支黒字を僅か40億ドルと予想している。
Barral元長官は国際コモディティ価格が4月から上昇するために、ブラジルの貿易黒字を押し上げる可能性があるが、今後数年間の石油派生品の輸入拡大並びに完成品輸出の減少など、構造的な問題を解決する必要性を強調している。(2013年34月2日付けエスタード紙)
