ブラジルの経常収支のうちサービス部門の赤字が過去10年間で720%増加、特にブラジル人の海外旅行による支出並びにインフラセクターや岩塩層下(プレソルト)原油開発向けの機械・装置の賃貸料が大幅に増加してきている。
中銀の統計によると、昨年のブラジルの海外旅行による支出並びに機械・装置の賃貸料、外国船籍による輸送料、その他のサービス部門などの経常収支赤字は、前年比6.8%増加の410億ドルに達している。
2005年から2008年のサービス部門の経常収支赤字はGDP比1.0%前後で推移していたが、2011年にはGDP比1.5%、2012年にはGDP比1.8%に増加、2009年のサービス部門の経常収支は60億ドルの黒字を計上していた。
昨年のブラジル人の海外旅行の支出は、レアルの為替が15%下落したにも関わらず、222億ドルに達している一方で、外国人のブラジル国内の支出は66億ドルに留まっている。
昨年のインフラ整備部門やプレソルト原油開発向けの機械・装置の賃貸料は188億ドル、外国船の賃貸料などの輸送関連支出は142億ドル、コンピュータ並びに通信機器などのサービス部門向け支出は44億ドルであった。(2013年2月18日付けヴァロール紙)